製品・サービス

スマートホームに立ちはだかる物理スイッチ! 「Switch Bot」を使って解決しよう

アレクサなど、スマートスピーカーを導入してスマートハウス化を始めた時、1つの壁にぶつかるでしょう。それは、PCや家電製品などオン/オフのある物理スイッチです。アレクサは連携したテレビや湯沸かし器へ指令を出すことはできますが、物理的なスイッチは押せません。そこで、Wonder Tech Labの「Switch Bot」の登場です。今回はスマートホームの物理スイッチについて解説します。

スマートホームの物理スイッチとは

スマートホームの物理スイッチとは、PCや周辺機器、家電製品などの物理スイッチをスマートフォンアプリ経由で、リモートで押すことができる超小型のIoTロボットデバイスのことです。物理ボタンに取り付けることで、最大80m離れたところからBluetooth経由で遠隔操作を行なうことが可能です。

押し込む方式の物理スイッチのほとんどに対応することから、電源のオン/オフはもちろん、PCのリセットボタンに取り付けて遠隔でのリセットを可能にするなど、応用範囲は無限大です。なかでも、住宅据え付けの照明スイッチや冷暖房のように、本体ごと交換しづらい機器や、リモコン機能のない古い家電を手軽に遠隔操作できるのは非常に魅力的です。

Wonder Tech Labの「Switch Bot」

スマートホームの物理スイッチを解決するWonder Tech Labの「Switch Bot」は、2016年頃から技適のないモデルがAmazonなどで流通していましたが、2018年頭に国内代理店のFUGU INNOVATIONS JAPANがクラウドファンディングを実施したのを皮切りに、技適取得済みのモデルが流通するようになりました。

「Switch Bot」は簡単設定で、「押す」「スイッチ」の2種類のモードがあり、スマートフォンから操作が可能です。
押す:単純にボタンを押す
スイッチ:押すと引く

このモードを使い分けることにより、ベッドの上にいながら部屋の電気を消すなどが可能になります。ただし、これらの動作はBluetoothによる接続ですので、外出先などから操作するには「SwitchBot ハブミニ」を使用します。
本体は、42.8×36.5×24mmの手のひらサイズでUSB-AC変換アダプタぐらいの大きさです。
重量は100gとなっていますが、38gと軽量で、手のひらサイズ。中央にアームが収納されており、CR2というカメラ用の電池を採用しているため、電池寿命は約2年とボタン型電池に比べかなり長いです。

本体の他、粘着テープの予備と日本語の取扱説明書が附属するため、安心して設置することができます。
箱を開封後、次のような流れで利用開始します。

①スマートフォンに専用アプリ(iOS/Android)をインストール
②本体の絶縁テープを剥がしてBluetoothで接続(検出は自動的に行なわれる)
③アプリのボタンをタップすると本体中央からアームがせり出す
④操作したい物理スイッチにアームが当たるよう、両面テープで位置を調整しつつ、本体を貼り付ける(粘着力は強く、一度貼り付けると剥がすのはかなり苦労する)
⑤スマートフォンからの遠隔操作でスイッチをオン/オフにできる(動作時は上面のLEDが点灯)

アームの最大押下力は10Nとかなり強く、スイッチが固すぎて押せないということはまずありません。アームの可動範囲は135度で、水平よりもやや下までせり出すので、多少窪んでいるスイッチでも問題なく押せます。しかし、出っ張っているスイッチだと、アームの圧によって本製品が浮き上がってしまうので、取り付ける高さを調整しなければいけません。

また、Wonder Tech Labの「Switch Bot」自体には高さを調整する機能はないので、スイッチの高さによって自前で切り出したプラ板をかませるなど、多少の工夫が必要となってきます。
両面テープがとても強力ですので、スイッチを何度も押す内に本体が剥がれ落ちて落下しないかという心配してしまいますが、無理やり剥がす以外に剥がれる事はありません。逆に超強力両面テープですので、貼り付けた側の壁紙が剥がれる可能性があるのでご注意ください。

シーソースイッチのオン/オフにも対応可能

上記の説明仕様だけでは、スイッチの種類、たとえば両端をシーソーのように交互に押すスイッチでは押してオンにすることはできても、オフには戻せないことに気づくかもしれません。

シーソースイッチの反対側にもう一台製品を取り付け、オンとオフで2台を使い分ける方法もありますが、1つのスイッチのために2台取り付けるのはコストが高くなります。また、スイッチの両側に製品を設置すると指で押すのが難しくなってしまいます。

この問題を解決するために、Wonder Tech Labの「Switch Bot」にはナイロン製のワイヤーがついた1cm四方のステッカーが付属しています。
以下のように設定すると、オンにすると押される一方、オフにするとワイヤーが引っ張られて、スイッチが元の状態に戻るという動作が可能になります。

①1cm四方のステッカーをシーソースイッチに貼り付ける
②スマートフォンアプリ側の設定で「壁スイッチを使用します」をオンにする
③通常は135度可動するアームが、約70度の位置で止まった状態になる
④ステッカーのワイヤーを、そのアームの先端に引っ掛ける
⑤アプリの操作ボタンが「ON」と「OFF」の2つに分かれる

ワイヤー付ステッカーを使うことにより、押すだけでなく、引っ張る操作も可能になり、照明スイッチなどシーソー式スイッチでもオン/オフ両方の操作が可能になります。

取り付け位置の関係でオンとオフの動きが逆になってしまう場合は、「スイッチのオン/オフを反転します」にチェックを入れれば解決することができます。
また、他のユーザーに操作させたくない場合はパスワード保護をかけることもできます。

Switch Botのメリット

Switch Botのメリットは以下の通りです。

手動での操作に支障がない

1つ目は「手動での操作に支障がない」ことです。

スマートホームの物理スイッチ「Switch Bot」は、様々なタイプのスイッチに対応でき、汎用性抜群です。類似製品で、スイッチの上から覆いかぶさるタイプもありますが、「Switch Bot」はスマホからの操作だけでなく、手動による操作も楽々と行うことができるため、これまでと使い方を変える必要がありません。
ただし、左右どちらかに取り付けるかは事前に検討しておきましょう。

長押しやタイマーでの動作も対応

2つ目は「手動での操作に支障がない」ことです。

長押しやタイマーでの動作にも対応し、秒数も指定できるのでリセットスイッチなどを押すのに最適です。この設定は本体に保存されるので、アプリを入れたスマートフォンの電源がオフになっていても動作します。

応用範囲は無限大

3つ目は「手動での操作に支障がない」ことです。

別売の「Switch Hub」を組み合わせることで、外出先からの操作や、スマートスピーカーとの連携による音声での操作も可能です。異なるソーシャルメディアやプラットフォームを連携させるWebサービス「IFTTT」(IF This Then That)との連携にも対応するので、Webサービスとの組み合わせもできるなど、応用範囲は無限大といえるでしょう。

リモコンで操作できなかったことができる

4つ目は「リモコンで操作できなかったことができる」ことです。

Switch Botは、これまでリモコンなどで操作できなかったさまざな機器が、スマートフォン1つでコントロールが可能になります。価格も10,000円以下であり、スイッチを押すだけでなくカーテンの開閉ができるなど、種類も豊富なため買いそろえたくなってしまいます。

Switch Botは防水未対応ですので、湯沸かしや追い炊きのボタンを押すなど、風呂場など水のかかる場所では使えません。

SwitchBotの種類

SwitchBotの種類は以下の通りです。

SwitchBotカーテン

1つ目が「SwitchBotカーテン」です。

SwitchBot カーテンは、どんなカーテンでも30秒の取り付けで電動化し、スマート化できる小型の無線ロボットです。
カーテンに取り付けた後は、スマートフォンでカーテンを開閉することができます。また、スケジュールを設定するだけで、自動的にカーテンを開閉することもできます。
対応レール寸法は直径15mmから40mmで、工事不要であり、誰でもワンタッチで設置完了です。

SwitchBotボット

2つ目が「SwitchBotボット」です。

SwitchBotボットは、あらゆる家電製品のロッカースイッチやボタンに対応します。
取り付けは3秒で完了し、ボタンやスイッチの横に貼り付けるだけで、工具は不要です。
ほとんどのケースにフィットするように設計されています。ロッカースイッチのオン/オフは、1台のSwitchBotで、押したり引いたりして両方向に反転させることが可能です。
コーヒーメーカーや照明のスイッチに取り付けて、スケジュールを設定すれば、自動的にオン/オフも可能です。

SwitchBotハブミニ

3つ目が「SwitchBotハブミニ」です。

SwitchBotハブミニは、エアコン、テレビ、照明は国内外の主要メーカーのリモコンが登録済みですので、「スマートラーニング」モードを通じて赤外線リモコンをワンタップで簡単に登録できます。AIスピーカーと連携して呼びかけるだけで家電をコントロールすることもできます。
遠隔操作が可能ですので、SwitchBot温湿度計と連携すれば、外から部屋の状況をリアルタイムに確認でき、外出先からエアコンをつけることもできます。

SwitchBot温湿度計

4つ目が「SwitchBot温湿度計」です。

SwitchBot温湿度計は、スイス製温湿度センサーを搭載しており、高精度で信頼性の高い温湿度測定を実現し、正確な温度や湿度を管理することができます。4秒ごとにデータを更新し、感度と精度両方とも優れています。
設定した温度・湿度の範囲により、異常が発生したらBluetooth経由でアラーム通信が届き、SwitchBotハブプラス/ハブミニと組み合わせば、いつでもどこでもアラーム通知を受信することが可能です。

SwitchBotリモートボタン

5つ目が「SwitchBotリモートボタン」です。

アプリの立ち上がりと音声コントロールが必要なく、指先だけでSwitchBotボットを操作できます。SwitchBotカーテンにも対応しており、どこでも好きな場所で軽やかに利用することができます。

SwitchBotスマート加湿器

6つ目が「SwitchBotスマート加湿器」です。

SwitchBotスマート加湿器は、加湿量を強/中/弱の3段階切り替えができ、設定湿度に保ってくれる「オートモード」を搭載しており、1~100%の湿度に無段階調節できます。
Echo シリーズデバイスなどと連携しており、話しかけるだけで加湿器のコントロールが可能です。

SwitchBotソーラーパネル

7つ目が「SwitchBotソーラーパネル」です。

SwitchBotソーラーパネルは、SwitchBotカーテンの拡張デバイスです。
SwitchBotソーラーパネルをSwitchBotカーテンに取り付けると、太陽光充電をしてくれるので、もう手動で充電する必要が無くなります

SwitchBot屋内カメラ

8つ目が「SwitchBot屋内カメラ」です。

SwitchBot屋内カメラは、家の状況を確認したい時、どこでもSwitchBotアプリで屋内状況を確認できます。そして、6つの赤外線LEDライトを搭載しており、ナイトビジョン機能で光の少ない暗い場所でも検知距離最大9メートルまではっきり見えます。
移動検出機能を搭載しており、不審者が自宅に侵入したら、SwitchBot屋内カメラが自動的に不審者の様子を写真で撮ったり録画して、外出していてもスマートフォンにアラート通知を送るため、防犯カメラとしておすすめです。

SwitchBot開閉センサー

9つ目が「SwitchBot開閉センサー」です。

SwitchBot開閉センサーは、ドアや窓にSwitchBot開閉センサーを貼り付け、いつでもどこでもスマホで開閉状態を確認することができます。専用アプリ「SwitchBot」を通じて、ログの確認も可能です。SwitchBotハブミニと連携すれば、開閉時のアラート通知設定が可能となり、外出先でもスマホでセンサーの開閉状態をすぐ確認できるため、長期出張時などの防犯アイテムとして役立ちます。また、アレクサとも連携しているため、スマホを触らなくても家の状況を確認することができます。

SwitchBot人感センサー

10つ目が「SwitchBot人感センサー」です。

SwitchBot人感センサーは、人の動きを検知することができます。
光センサー付きですので、周囲環境の明るさと暗さを検知し、周囲環境が暗くなると照明が自動的にオンに、明るくなるとオフになります。
スマートスピーカーと連携して、誰かが玄関に入ったら、アレクサから「玄関に入りました」といった音声通知が届きます。

まとめ

スマートホームと物理スイッチについて解説してきました。以下、まとめになります。

・スマートホームの物理スイッチとは、オン/オフのスイッチのついた物理スイッチをスマートフォンアプリ経由で、リモートで押すことができる超小型のIoTロボットデバイス
・Wonder Tech Labの「Switch Bot」は物理スイッチを押したり引いたりできる
・SwitchBotシリーズを使えば、スマホ一つでお手軽にスマートホーム化できる

アレクサなどのスマートスピーカーは、オン/オフのスイッチのついたものは操作できません。しかし、SwitchBotシリーズの物理スイッチがあれば操作可能であり、スマートスピーカーだけでは完全にスマートホーム化できない部分を補うことができます。SwitchBotシリーズはたくさんの種類がありますので、これからスマートホーム化を考えているという場合、シリーズで統一してしまったほうが一元管理できて非常に便利です。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事

TOP